私のような年代の褌常用者なら誰でもぶつかる問題が、家族に話すか話さないかという問題です。
早い話、親に褌のことを話して、洗濯してもらったり干してもらうかどうかということです。1人暮らしは別として、実家暮らししてる人なら誰でもこの問題に直面すると思います。
友人達の話を聞く限り、この問題は家族(親)に話して理解してもらい、洗濯等してもらうというパターンと、家族には内緒にして1人で隠しながら洗濯したり収納するというパターンの２パターンになります。

私の場合後者で、家族には言わず洗濯･干し･収納を隠れてコソコソと行っています。もちろん褌のことを伝えた方が楽だし何より生きやすいのですが、私の家族は何かと偏見がある家庭なので、話して家庭環境がギクシャクしそうなのが怖くて話せません。まだしばらくは実家暮らしするつもりですしね。
今はお風呂に入る時に、自分で手洗いして洗濯しています。先走りのような跡が残りやすい汚れも確実に落とせますし、1枚1枚洗うので愛着が湧くので、なんだかんだ自分で手洗いするのは気に入っています。

洗濯したり干したりと、色々と大変な面はありますが、私は基本的に365日毎日越中を締めています。愛着が湧いた下着を締めるのはとても気持ちいいものです。通気性も良く、ゴムの締め付けも無く、もうパンツには戻れないと思います。

ただ、ある時だけ私は越中褌を外し、パンツを穿きます。それは、温泉と銭湯の時です。私は大学でテニスサークルに所属しているので、当然ながら汗をかきます。その汗を流すのに近くの大きめの銭湯によく行くのですが、その時だけ男湯に入る前に個室トイレに入り、越中褌を外し、バックの中に常に入っているパンツを穿き、更衣室へ向かいます。やはり、理解があるかどうか分からない不特定多数の人の中で1人越中姿を披露するのはまだ抵抗があります。お風呂から上がった後はまた個室トイレに入り、また越中褌を締め直して銭湯を出ます。

ただ、友人達と一緒になど、2人以上で温泉や銭湯に行く時は、そのまま越中褌を締めて更衣室へ向かい、服を脱いで越中姿になります。やはり2人以上だと心強いというか、自分だけじゃないという安心感があります。何度か通って分かったことは、1番王道の白越中はかなり目立つので、かなり見られます。ですが、柄物や紺･黒系はあまり目立たないので、近くの人以外にはあまり見られません。なので、温泉や銭湯に行く時はよくそういった越中を締めて行っています。越中を締めていると、たまにおじいさんから｢若いのに越中か！｣などと話しかけてもらえることがあり、話に花を咲かせています。

越中は諸問題も色々ありますが、慣れればかなり快適なので、特に1人暮らしをしていて何も弊害が無い方にはオススメしたいです。